75億円を調達!ロボベンチャーのMUJINが挑む次の成長

MBOも同時に実施、長期視点で意思決定へ

 MUJIN(東京都墨田区、滝野一征CEO)は9日、創業者の滝野氏ら経営者による企業買収(MBO)により、東京大学エッジキャピタル(UTEC、同文京区)が保有する同社の全株式を取得したと発表した。合わせて三井住友銀行から最大75億円の融資を受ける。一連の財務施策により、経営陣による経営基盤と成長資金の確保のほか、社員のストックオプションの拡充につなげる。

 MBOは2月14日に実施した。UTECが、同社が保有するMUJINのA種株式とB種株式の全数に当たる33%を創業者が取得するMBOに応じた。既存株主のジャフコは保有を続けるが、今回のMBOにより経営陣が大部分を保有することになる。重厚長大な産業におけるロボット技術には、長期的な視点での意思決定が必要だとして、経営陣による強固な経営基盤の確保について検討を続けてきたという。

 一方、2月13日に、三井住友銀と総額75億円の「特殊当座借越契約」を結んだ。人材確保、海外展開、新開発拠点の開設などに資金を充てる。

日刊工業新聞2019年4月10日(ロボット)

  

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