倒れない!転ばない!歩行補助付き点滴スタンド

KSKが開発、呼吸器も乗せられる

 KSK(埼玉県東松山市)は、歩行補助機能付き点滴スタンド「ユーティリティ・ウォーカー」を開発、発売した。上の部分に点滴パックをつるせる仕様だが、既存の点滴スタンドと違い倒れにくく、転びにくい。点滴しながらも安心して歩ける。また吸引器など、個人の症状に合わせて必要な機器を乗せられる。価格は個別見積もり。病院や介護施設など、幅広い医療現場に提案する。

 両手でハンドルにつかまって歩くため、点滴棒に力を掛けて倒す、転ぶなどの事故を防げる。点滴スタンドと歩行器を統合したデザインで、点滴中も安心して行動できる。

 また、ハンドル部分の高さやカゴの数、付ける位置などはカスタマイズできる。点滴以外にも、酸素ボンベなどを乗せる仕様にできる。病院だけでなくリハビリ施設などへの展開も視野に入れる。

 設計から製造まで全てをKSKが手がけるため低コストで仕上げられ、1台から出荷が可能。耐久性も高く、試験では100キログラムの荷重をかけても10キロメートル走行できたという。規模を問わず、全国の病院に使用を訴求する。

 ユーティリティーウォーカーは埼玉県立がんセンターと協働して開発。オフィス家具の製造会社であるKSKが現場の意見を取り入れ「倒れない点滴スタンド」を完成させた。

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。