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ベビーカー、IoT活用して親の悩み解消

ベビーカー、IoT活用して親の悩み解消

最優秀賞を獲得した東工大チーム

 ピジョンは大学生を対象にIoTを活用したベビーカーのアイデアコンテスト「ベビーカソン」を初開催。東京工業大学のチームがベビーカーシェアリングを取り入れた「Osampo Go」を提案し最優秀賞を獲得、賞金30万円を手にした。

 「Osampo Go」は電車やバスの移動で肩身の狭さを感じる親の悩みを、ベビーカーシェアリングを普及させることで解消。合わせてベビーカーに赤ちゃんの乗り心地と親の使い心地を判定するセンサーを搭載、データを集積し初めて来た場所でも安心に行動できる「おさんぽマップ」をつくることも提案している。

 東京都千代田区の神田明神ホールで実施したコンテストには、お茶の水女子大学、湘南工科大学、千葉工業大学、日本大学と東工大の5校からの参加があり、お茶の水女子大はお散歩コースを推薦する機能を搭載した「BABY WALK お散歩をもっと楽しく・もっと快適に」の提案で社長賞10万円を獲得した。
日刊工業新聞2019年4月2日

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