ファミマがチルド弁当に照準の理由

中食と冷凍食品の売り場を拡大

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お母さん食堂に総菜を追加し、味も刷新
 ファミリーマートは2019年度にチルド弁当などの中食と冷凍食品の販売を強化する。共働き世代の増加や女性就業率のアップで中食需要の拡大は継続すると判断。チルド弁当や総菜の品ぞろえを増やすほか、中食と冷凍食品の売り場を拡大する。売上高目標は公表していない。

 中食の中心となる弁当は、チルド弁当と定温弁当がある。チルド弁当の比率を現状の25%から19年は40%に高める。5月にデミハンバーグ丼やタコライスなどを販売する。チルドは低温管理によって添加物を削減でき、野菜も多く使用できるため、女性に人気が高い。総菜は青椒肉絲などを総菜ブランドの「お母さん食堂」に加える。魚の総菜は魚醤(ぎょしょう)塩を使って味を刷新する。

 冷凍食品はエビシューマイや牛ホルモンなどを追加し、スイートコーンや肉入りカット野菜などの素材系も商品数を増やす。

 食品以外では、良品計画の雑貨「無印良品」を販売していた場所に日用品のプライベートブランド(PB)商品を置く。PBによって収益を引き上げる。また、バーコード決済「ファミペイ」の導入に合わせて、ファミマアプリも全面刷新し、顧客獲得を狙う。

日刊工業新聞2019年3月28日

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