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コードレス掃除機を買わない理由は・・・?

ダイソンが新製品発売、“見える化”で購入障壁の解消へ
 ダイソン(東京都千代田区、アレクサンダー・オデル社長、03・3238・8812)は、運転状況を表示する液晶ディスプレーを搭載したコードレス掃除機「DysonV11コードレスクリーナー=写真」を発売した。バッテリー不足による掃除の中断がコードレスクリーナーの購入障壁であることから、利用可能時間などの可視化で解消する。稼働時間は最長約60分。充電時間は約3・5時間。公式オンラインストアでの消費税込みの価格は「V11アブソリュート」で9万9360円。

 ディスプレーは直径5・5センチメートル。独自のアルゴリズムが三つの吸引モードや使用中の付属ツールに応じて利用可能時間を算出し、ディスプレーに表示する。吸い込み口にモノが詰まるなどの異常発生時は、原因と対応手順の動画を表示する。

 新たに開発したモーターにより、前モデル「V10」と比べて吸引力が25%向上。3段階のディフューザー(吹き出し口)を搭載し、モーターから出る空気の乱気流を抑えることで吸引力を高めた。内部の羽も改良し、騒音を低減した。

 本体の重さは1・7キログラム。バッテリーを含む本体製品サイズは幅136ミリ×奥行き337ミリ×高さ246ミリメートル。ダイレクトドライブクリーナーヘッド装着時は、幅250ミリ×奥行き1242ミリ×高さ246ミリメートル。”
日刊工業新聞2019年3月21日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
予期せぬことで掃除が中断するとやる気が削がれてしまいます。使用できる時間の見える化は意外でした。効率のよい掃除にもつながりそうです。

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