人の代替を模索、超高層ビルの外窓をロボットが清掃
三菱地所が「新丸ビル」で実証
三菱地所は東京・丸の内の「新丸の内ビルディング」で、多関節アームを搭載したロボットで外窓を清掃する実証実験を28日に始める。日本ビソー(東京都港区)が手がける多目的壁面作業ロボット(写真)に清掃スタッフの動きを記憶させ、清掃性能や効率を検証。清掃スタッフや従来の無人清掃ユニットからの切り替えを模索する。さらに軽量化して汎用性を高め、外壁の調査・診断などへの活用も検討する。
新丸の内ビルディングでは窓面の大きさに合わせ、スタッフと無人清掃ユニット数台が清掃作業を担当している。ただ清掃ユニットは縦・横方向の動きに限られるため、ロボットアームによって清掃の品質を向上する。
清掃スタッフからの切り替えが進めば、外気温に関係なく作業を進められる。実証実験の期間は3月15日まで。
日本ビソーの多目的壁面作業ロボットは、超高層ビルなど高所の外壁で行う作業を自動化するもの。ゴンドラ内に多関節アームを搭載しており、それを横移動させるための機構を追加したことで広い可動範囲を確保した。実証実験では、アーム先端に清掃スタッフが使う清掃用具を持たせる。突起物を除く大きさは幅3200ミリ×奥行き940ミリ×高さ2000ミリメートル。
新丸の内ビルディングでは窓面の大きさに合わせ、スタッフと無人清掃ユニット数台が清掃作業を担当している。ただ清掃ユニットは縦・横方向の動きに限られるため、ロボットアームによって清掃の品質を向上する。
清掃スタッフからの切り替えが進めば、外気温に関係なく作業を進められる。実証実験の期間は3月15日まで。
日本ビソーの多目的壁面作業ロボットは、超高層ビルなど高所の外壁で行う作業を自動化するもの。ゴンドラ内に多関節アームを搭載しており、それを横移動させるための機構を追加したことで広い可動範囲を確保した。実証実験では、アーム先端に清掃スタッフが使う清掃用具を持たせる。突起物を除く大きさは幅3200ミリ×奥行き940ミリ×高さ2000ミリメートル。
日刊工業新聞2019年2月25日