エンタメ分野に特化した電子マネーの狙い目

エンタメコインが今夏に事業開始

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エンタメ業界特化型電子マネー。22年3月期までに取扱額を4500億円に
 エンタメコイン(東京都港区)は、エンターテインメント分野に特化した電子マネー事業を今夏に始める。電子マネーを使って人気歌手らの関連グッズを購入したり、関連動画をスマートフォンなどで視聴したりすると、ポイントが貯まり特典が受けられる。著名人のファンの満足度を向上するとともに、同業界のキャッシュレス化を後押しする。2022年3月期までに年間取扱金額を約4500億円とする。

 スマホの専用アプリケーションを使って2次元コード「QRコード」で決済する。例えば、人気歌手のライブ会場で関連グッズを購入する時の利用を想定している。

 購買行動だけでなく、スマホで歌手の動画を見たり、会員制交流サイト(SNS)で関連記事をシェアしたりすることでもポイントをためられる。

 有田雄三社長は「ファンの応援行動もスコア化してポイントにし、アーティストの感謝の気持ちを特典として還元してもらう」としており、ポイントをインセンティブにしてファンの満足度を向上する。

 同時に現金決済が根強いとされる同業界のキャッシュレス化も促したい考えだ。

 同社はエイベックスグループの全額出資子会社。決済手段を自ら提供することで、決済コストを低減する狙いもある。

 また、同グループに所属する著名人に限らず、他の著名人やスポーツ業界にも事業を広げたい考え。

日刊工業新聞2019年2月1日

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