【動画あり】AIが製品の組み立て作業を指導する時代に

三菱電機が開発、生産性向上に提案

 三菱電機は工場の製品組み立て作業などの動作分析を支援する人工知能(AI)技術を開発した。作業者の手元などを撮影して動きを計測する。このデータから標準手順と違う動作を検出して作業者に気付きを与えたり、作業改善に利用したりできる。生産性向上に提案していく。

 作業者の両手の位置を計測し、動きのデータから繰り返し動作の基本要素を自動抽出する。「手を伸ばす」「工具をもつ」「ネジを締める」などの基本要素の順番が入れ替わったり、未知の動作が入ると非標準手順と判定する。

 動作データから基本要素を抽出する処理を従来比20倍に高速化した。まず動きのデータを時系列に等間隔に分割する。この時系列データを動作単位として分類して、一つの動作単位に似たデータが集まるまで動作と動作の境界を調整する。

 人が「手を伸ばす」などとラベルを付ける必要がない。ラベルの付いたデータで分類精度を検証すると95%の一致率だった。人の動きを計測できれば分析可能。製造業の卓上作業に限らず、倉庫やコンビニでの作業分析に応用できる。

日刊工業新聞2019年2月14日

  

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