ドローンは山間地域の救世主になれるのか

大分県佐伯市で荷物の配送実験が始まった

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 大分県は飛行ロボット(ドローン)を使った山間地の荷物配送実験を同県佐伯市で始めた(写真)。スーパーから約3キロメートル離れた山間部の住民に週1回、日用品を配送する。過疎地の高齢者など買い物が困難な人への対応に向けて実用化を目指す。3月上旬まで実施する。

 ドローンに約3キログラムの日用品を載せ、毎週木曜日に飛行する。飛行時間は約10分間。事前に設定した飛行プログラムに基づき、第4世代通信(4GLTE)を使って運用する。

 同県の実証実験は2018年3月の実施に続くもの。今回は国土交通省から「補助者なし、目視外飛行」による実施の承認を受けた。運用システムは地元企業のモバイルクリエイトが開発し、使用機材はciRobotics(シーアイロボティクス、大分市)が提供した。

 実証実験の地区では通常、地元商工会が車で宅配している。だが、住居が散在していることや人手不足などでサービスの維持が課題となっている。ドローンの活用で荷物の配送時間を3分の2に短縮できるという。

日刊工業新聞2019年2月15日

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