予約も上々…走るキッチン、出発秒読み!
西日本鉄道が開始
走るキッチン、出発―。西日本鉄道は、福岡県南部を走る新たな観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レール キッチン チクゴ)」の運行を3月23日に始める。通勤通学が多い区間で沿線地域の魅力を発信し、地域振興につなげる。
食事を提供する本格的な観光列車は同社で初めて。3―5月は沿線地域の食材による春メニューを提供する。4月までのランチとディナーを合わせた予約率は8割に達した。
車両は20年前に導入した6050系を改造し、外観は赤と白を基調にキッチンクロスをイメージしたチェック柄。3両編成で座席は52席。2両目に窯が中心のキッチンを置く。内装に使った沿線地域の工芸品も見どころ。壁や床はいぶし銀が特徴の「城島瓦」。天井には八女地区の竹による竹編み。テーブルやイスなどは家具産地の大川地区で作られた。
6月からはランチとディナーに加えて「ブランチの旅」も開始予定。年間の売り上げ目標は約1億円を掲げた。藤田浩展上席執行役員は「皆さまに愛される観光列車にしたい」と話している。
食事を提供する本格的な観光列車は同社で初めて。3―5月は沿線地域の食材による春メニューを提供する。4月までのランチとディナーを合わせた予約率は8割に達した。
車両は20年前に導入した6050系を改造し、外観は赤と白を基調にキッチンクロスをイメージしたチェック柄。3両編成で座席は52席。2両目に窯が中心のキッチンを置く。内装に使った沿線地域の工芸品も見どころ。壁や床はいぶし銀が特徴の「城島瓦」。天井には八女地区の竹による竹編み。テーブルやイスなどは家具産地の大川地区で作られた。
6月からはランチとディナーに加えて「ブランチの旅」も開始予定。年間の売り上げ目標は約1億円を掲げた。藤田浩展上席執行役員は「皆さまに愛される観光列車にしたい」と話している。
日刊工業新聞2019年2月11日