広島―松山航路に28年ぶりの新フェリー誕生
インバウンド増加や防災で海上輸送の重要性増す
瀬戸内海汽船(広島市南区、仁田一郎社長、082・255・3341)は8月、広島―松山航路に新造クルーズフェリーを就航する。同航路への新造船投入は28年ぶり。
訪日外国人(インバウンド)増加や、2018年7月の西日本豪雨で海上輸送の重要性が見直されていることなどが背景。投資額は非公表。
新造船は980総トンで旅客定員は300人。災害時に陸上輸送が困難な場合などは臨時定員440人となる。35台の車両を積載できる。1階は車両甲板、2階に客室、売店、デッキを備える。
広島県呉市の神田造船所で建造する。船舶デザインはGKデザイン(東京都豊島区)が手がける。コンセプトは「瀬戸内海の移動を楽しむみんなの公園」。ユニバーサルデザインを採用し、バリアフリーなどにも徹底対応する。
同社はグループ会社の石崎汽船(松山市)とともに、同航路に4隻のフェリーを就航している。残る3隻も順次、新造船に更新する計画だ。
訪日外国人(インバウンド)増加や、2018年7月の西日本豪雨で海上輸送の重要性が見直されていることなどが背景。投資額は非公表。
新造船は980総トンで旅客定員は300人。災害時に陸上輸送が困難な場合などは臨時定員440人となる。35台の車両を積載できる。1階は車両甲板、2階に客室、売店、デッキを備える。
広島県呉市の神田造船所で建造する。船舶デザインはGKデザイン(東京都豊島区)が手がける。コンセプトは「瀬戸内海の移動を楽しむみんなの公園」。ユニバーサルデザインを採用し、バリアフリーなどにも徹底対応する。
同社はグループ会社の石崎汽船(松山市)とともに、同航路に4隻のフェリーを就航している。残る3隻も順次、新造船に更新する計画だ。
日刊工業新聞2019年1月14日