ヤマハ発が世に問う、ゆっくりとしか走れない自動運転の価値

自動運転の研究開発向けに提供

 ヤマハ発動機は9日、ティアフォー(名古屋市中村区)、マクニカ(横浜市港北区)と共同で、自動運転の研究開発に必要なパソコンやソフトウエアをあらかじめ搭載した電動小型低速車両「アカデミックパックPRO」を16日に発売すると発表した。

 車両全体を“自動運転プラットフォーム(基盤)”として提供し、技術開発や実証実験を加速する。車両の設計・製造を、ヤマハ発子会社のヤマハモーターパワープロダクツ(静岡県掛川市)が手がけた。名古屋大学発ベンチャー企業のティアフォーはオープンソースの自動運転ソフト「オートウエア」や、人工知能(AI)を搭載可能なセンサーモジュール「AIパイロット」を提供する。販売や顧客サポートはマクニカが担う。

 16―18日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される次世代自動車技術の展示会「第2回自動運転EXPO」に出展する。

日刊工業新聞2019年1月10日掲載

梶原 洵子

梶原 洵子
01月10日
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景色を見ながら観光したり、近くを歩いている人と言葉をかわしたり。ゆっくり走るからこその価値も見つかると思います。また、高齢者が地域の中を移動したい時、ゆっくりとした車両なら自動運転車への恐怖心を減らせるかもしれません。

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