ローソン、1万5000人の外国人アルバイトが日本人を超える日

約2年前に海外研修拠点を設置

海外拠点で文化・習慣も教育


 ローソンで働くアルバイト20万人中、約1万5000人が外国籍だ。日本に留学して学費や生活費を稼ぐ目的の人が大半で、年々増加している。「国籍を問わず多くの人に働いてもらいたい」(千葉寛之運営人材開発部マネジャー)という考えのもと、環境整備を続けている。

 約2年前に、ベトナムと韓国に海外研修拠点を設置した。来日前に店舗業務を学べるため、留学生にとって日本の店舗で働き始めた際の負担が小さい。文化や習慣も教育することから、日本で生活を始めやすい。研修利用者の高評価がフェイスブックで広まり、新たな応募につながっている。

 日本では都内2カ所に研修施設がある。ここではトレーナーが、外国人アルバイトに商品の並べ方やレジ打ちなどを指導する。指導時に使う店舗でのルールやマニュアルを書いたハンドブックは、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語で作成。販売時点情報管理(POS)レジも多言語対応のものを約2600店舗(2018年7月時点)に導入している。

 今、日本の店舗では外国人アルバイトは日本人から学ぶ立場だが、「今後、訪日外国人が増えれば、さまざまな言語での対応が必要になり、外国人アルバイトが活躍することになる」(千葉マネジャー)と期待する。各店舗での多言語対応は、顧客満足度アップにもなる。外国人アルバイトの意見や考えを聞きながら、「より働きやすい環境を整えていく」(同)計画だ。

日刊工業新聞2019年1月9日

  

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