中学生が外科手術を模擬体験

福島県の広野中学校2年生が参加、医療モデルで縫合手術など

 福島県教育委員会は、広野中学校(福島県広野町)で医療体験講座を実施した(写真)。福島イノベーション・コースト構想推進機構がサポートする福島スーパーサイエンススクール事業の一環として行われたもので、2年生全員の30人が参加。手術着を身にまとい、手術トレーニング製品を使って外科手術を模擬体験した。

 同県に研究所を構えるイービーエム(東京都大田区)の朴栄光社長が、訓練用人工血管などを使って血管を縫い合わせる手術を説明。生徒は医療モデルを使い、縫合手術を体験した。同社が豊田合成と共同開発している手術訓練用シミュレーターの一部も利用した。

 生徒たちは熱心に課題に向き合った。「こうした授業を通し地域に貢献する人材が育ってほしい」(関係者)。同県浜通り地区の産業復興に向けエネルギー、ロボット、医療、農業などの育成に取り組むイノベ機構は、次世代を担う人材が育ってくる期待を示した。

日刊工業新聞2018年12月28日

  

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