ペイペイ不正発覚、本人認証強化策で「3Dセキュア」導入へ
スマートフォン決済サービスを手がけるペイペイ(東京都千代田区)は27日、クレジットカード登録時にセキュリティーコードを20回以上入力して登録に至った件数がサービス開始以来、13件あったと発表した。うち9件が本人利用を確認済みという。
13件以外でもセキュリティーコードを一定回数以上入力して登録に至ったクレジットカードのうち、ペイペイの利用があったカードで不正利用の疑いが確認された場合は、請求停止や返金などを行うようカード会社に要請している。返金額はペイペイが全額を補償する。
ペイペイは4日から実施した100億円還元キャンペーンで話題を呼んだが、クレジットカード登録時にセキュリティーコードの入力を間違えても複数回入力できたこともあり不正利用が発覚した。
18日にはセキュリティーコードを含むカード情報の入力回数に制限を設けたが、根本的な対策にならないとして事前にカード会社に登録したパスワードの入力で本人認証を行う3Dセキュアを2019年1月に導入する。3Dセキュア導入完了までの対策として、21日にクレジットカード利用時の上限額を設定した。今後は3Dセキュアの有無によって異なる上限額を設定する。
13件以外でもセキュリティーコードを一定回数以上入力して登録に至ったクレジットカードのうち、ペイペイの利用があったカードで不正利用の疑いが確認された場合は、請求停止や返金などを行うようカード会社に要請している。返金額はペイペイが全額を補償する。
ペイペイは4日から実施した100億円還元キャンペーンで話題を呼んだが、クレジットカード登録時にセキュリティーコードの入力を間違えても複数回入力できたこともあり不正利用が発覚した。
18日にはセキュリティーコードを含むカード情報の入力回数に制限を設けたが、根本的な対策にならないとして事前にカード会社に登録したパスワードの入力で本人認証を行う3Dセキュアを2019年1月に導入する。3Dセキュア導入完了までの対策として、21日にクレジットカード利用時の上限額を設定した。今後は3Dセキュアの有無によって異なる上限額を設定する。
日刊工業新聞2018年12月28日