2019年は“異業種間人材争奪戦”が加速する

リクルートキャリアが転職市場の展望を公表、雇用のターゲット拡大か

 リクルートキャリアは2019年転職市場の展望で、全産業で自社にいない人材を異業種から獲得する「異業種間人材争奪戦」が本格化すると公表した。自動車業界を筆頭に情報通信技術(ICT)を使ったサービスを加速すると判断、ITやウェブ、コンサル、半導体などのエンジニア系のほか、マーケティングなどの職種が主戦場になるとみる。ミドルやシニア、育児でブランクのある女性、第2新卒など採用ターゲットも拡大する。

 主な業界別にみると、自動車業界はCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)推進に向けて、引き続き、異業種からの積極募集が行われる。

 ロボット業界はネットワークやAI領域に詳しいエンジニア、機械設計などの人材が求められている。

 総合電機や半導体、電子部品業界は自動車の自動運転やEV化の伸びで電気エンジニアや制御ソフトのエンジニアニーズが続く。第2新卒や未経験者も学生時代の専攻を考慮して採用を強化する。

 化学業界は持続可能な社会の実現に向けた取り組みや事業活動の説明が重要になることから、ESGに関連する人材募集が顕著化する。外食や店舗型サービス業界は店長候補の求人が継続されるが、採用環境が厳しいため、未経験だけでなく40歳以上の店舗マネジメント経験者にも対象を広げていく。

日刊工業新聞2018年12月19日

  

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