バレー全日本チーム強化に強い見方!?AIブロックマシン開発

筑波大、トスを自動検出

 筑波大学の佐藤綱祐大学院生と岩田洋夫教授らは、バレーボールのスパイクを自動でブロックするロボットシステムを開発した。セッターがトスを上げようとする動作を人工知能(AI)技術で検出し、アタッカーが走り込む軌道から打点を割り出して3台のロボットが腕を伸ばす。従来はコーチが手動操作していた。正しい位置でブロックできる割合が手動の60%から自動化で78%に向上した。

 男女の全日本チームが筑波大の従来のブロックマシンを利用している。3台のブロッカーがコーチの操作でスパイクの打点に腕を伸ばす。コーチが選手のサインを見ながら、ブロック位置や腕の伸ばし方を入力していた。この作業をAI技術などで自動化した。

 練習映像からリアルタイムに選手の骨格を推定し、骨格の動きからトスを上げようとする準備動作を検出する。アタッカーがネットに向かって走る軌道から打点を推定し、その位置にブロッカーを集める。

 コーチの手動操作ではアタッカーの正面にブロッカーが並ぶ割合が60%。自動化でセッターが左側にトスを上げる場合は72―78%に向上した。3台6本の腕に隙間を設けるなど、腕の配置はコーチが選ぶ。ブロックとレシーブの隙間を抜くといった練習もできるという。

日刊工業新聞2018年12月14日

日刊工業新聞 記者

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12月15日
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