AIが英会話の先生になる
KDDIとイーオン、日本人特有の発音を評価するシステムを構築
KDDIとイーオン(東京都新宿区)は22日、人工知能(AI)を活用して英会話の発音やアクセントなどを自動評価するシステム(写真)を開発し、2019年1月から提供を始めると発表した。まずはイーオンの英会話教室に通う生徒向けに無償提供する。生徒は自宅のパソコンで英語を音読し、自主学習できる。今後はスマートフォンへの配信や一般開放も視野に入れる。
新システムは、KDDIが17年に買収したイーオンHD(岡山市北区)と連携した第1弾の取り組みとなる。イーオンの英会話教室に通う生徒250人の発話データを収集・分析し、日本人特有の発音を評価するシステムを構築した。ネーティブスピーカーの聞き取りやすさを基準に、「発音の正確さ」「リズム」「イントネーション」を軸に評価する。生徒の評価データはイーオンの講師らが共有し、授業の最適化にも役立てられる。
KDDIはau顧客に物販や保険など生活に関連したサービスを提供して収益の多角化を図っており、今回の取り組みもその一環となる。
新システムは、KDDIが17年に買収したイーオンHD(岡山市北区)と連携した第1弾の取り組みとなる。イーオンの英会話教室に通う生徒250人の発話データを収集・分析し、日本人特有の発音を評価するシステムを構築した。ネーティブスピーカーの聞き取りやすさを基準に、「発音の正確さ」「リズム」「イントネーション」を軸に評価する。生徒の評価データはイーオンの講師らが共有し、授業の最適化にも役立てられる。
KDDIはau顧客に物販や保険など生活に関連したサービスを提供して収益の多角化を図っており、今回の取り組みもその一環となる。
日刊工業新聞2018年11月23日