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シャープが「8K」テレビ搭載トラックで出張にでる

高精細映像の“臨場感”を出前
シャープが「8K」テレビ搭載トラックで出張にでる

きめ細かい映像の8Kテレビ

 シャープは、フルハイビジョンの16倍の解像度を持つ「8K」液晶テレビなどをトラックに搭載して全国を巡り、臨場感を実感してもらう「出張視聴会」を月内に始める。トラックは「8K4K体感キャラバンカー」。人が目で見る現実の世界に迫る、きめ細かい映像の8Kテレビを1メートル以内から視聴する。視界すべてがテレビ映像となることで、その場にいるかのような錯覚も体験できる。視聴会の期間は2019年3月末まで。

 12月1日から4Kと8Kの実用放送が始まる。シャープはこれに合わせ、8K放送を受信するチューナーを内蔵した8Kテレビをこのほど発売した。チューナー非内蔵モデルを含めた8Kテレビを19年3月末までに、前年度比10倍超となる1万台販売する計画だ。出張視聴会は販売促進の一環。全国約160カ所を同キャラバンカー4台で巡る。
日刊工業新聞2018年11月19日
葭本隆太
葭本隆太 Yoshimoto Ryuta デジタルメディア局DX編集部 ニュースイッチ編集長
NHKの大画面で8Kの実験放送を視聴したとき、臨場感は確かにすごいなあと思った記憶があります。家庭用となるとコンテンツ数の関係もあり、正直普及はまだまだ厳しいかなと思いますが、東京五輪・パラリンピックに向けてどれくらい盛り上がるか注目です。

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