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小規模オフィスでも手軽に導入できる“キャッシュレス自販機”

コカ・コーラ ボトラーズジャパンが新サービス提供
 コカ・コーラ ボトラーズジャパン(東京都港区、吉松民雄社長、03・6896・1707)は6日、小規模オフィスで飲料を販売しキャッシュレスで決済する新サービス「Coke mini(コークミニ)=写真」を始めると発表した。オフィスにクーラーを設置し、スマートフォンで購入・決済できる。2018年内に都内限定で60台を設置し、19年から順次エリアを拡大する。

 クーラーには飲料が40本が入り、単品ごとに2次元コード「QRコード」で決済。「LINE Pay」と「楽天Pay」に対応する。同社は決済情報を活用し、効率的に商品を補充するほか、新商品の提案にもつなげる。初期費用は無料で運用にかかる電気代のみとなる。

 対象となるのは10―30人の事業所で、全国に88万超あるという。同サービスを事前導入したミライユ(東京都新宿区)では「飲料を買いにコンビニに走る必要がなくなり、仕事の集中が切れない」(岡田侑也社長)と感想を述べた。
日刊工業新聞2018年11月7日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
天気の悪い日は、飲み物を買うためだけにわざわざ外出するのが面倒なことも。このサービスはうらやましいです。

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