ドコモが4割安い料金プラン提供へ、他キャリアはどうする?
年4000億円を顧客還元
NTTドコモは31日、2019年4―6月に現状比2―4割安い料金プランを提供すると発表した。これにより最大で年間4000億円規模の顧客還元を実施する。20年春に商用サービスが始まる第5世代通信(5G)などへの積極投資もあり、一時的な減益を見込むが、24年3月期の営業利益を9900億円と18年3月期並みに回復させる。
携帯端末価格を割り引きしないことで通信料を安くする分離型プランを軸に実施し、よりシンプルでわかりやすい料金プランにする。
現状で平均2時間超かかっている店舗での待ち時間・応対時間も、来店予約の拡大などを通じ1時間程度にする。
5Gインフラの構築では、19年度から5年間で1兆円規模の投資を行う。5Gパートナー企業数を21年度に現状比2・7倍の5000社にし、5Gを用いた新サービスの拡充につなげる。自社ポイントサービス「dポイント」会員数も同15・3%増の7800万人にする。吉沢和弘社長は「持続的成長に向け、会員を軸にした事業運営へ変革する」と語った。
31日発表した18年4―9月期連結決算(国際会計基準)の売上高は前年同期比4・1%増の2兆3895億円、営業利益は同9・0%増の6105億円だった。
携帯端末価格を割り引きしないことで通信料を安くする分離型プランを軸に実施し、よりシンプルでわかりやすい料金プランにする。
現状で平均2時間超かかっている店舗での待ち時間・応対時間も、来店予約の拡大などを通じ1時間程度にする。
5Gインフラの構築では、19年度から5年間で1兆円規模の投資を行う。5Gパートナー企業数を21年度に現状比2・7倍の5000社にし、5Gを用いた新サービスの拡充につなげる。自社ポイントサービス「dポイント」会員数も同15・3%増の7800万人にする。吉沢和弘社長は「持続的成長に向け、会員を軸にした事業運営へ変革する」と語った。
31日発表した18年4―9月期連結決算(国際会計基準)の売上高は前年同期比4・1%増の2兆3895億円、営業利益は同9・0%増の6105億円だった。
日刊工業新聞2018年11月1日