阪大がとうとう「指定国立大」に。その理由は?

企業との協働、31年度125億円へ

 文部科学省から世界最高水準の研究や教育を目指す「指定国立大学法人」として指定追加された大阪大学。阪大は研究課題の探索段階から大学と企業が協働する「共創」を掲げる。1月に設置した共創機構が企業との大規模な組織間連携を推進する。2017年度に72億円だった共同研究収入を21年度に90億円、31年度は125億円を見込む。

 研究では免疫学や共生知能システムなど4領域で世界的研究拠点の形成を図る。社会問題を意識した異分野融合研究やビッグデータ(大量データ)解析にも力を入れる。海外教育機関との連携も強化する。従来の産学連携研究の実績を生かすと同時に、基礎研究や人材育成、社会貢献などでも学外との連携を進め、知財と人材、資金の好循環を図る。

 指定国立大には17年6月に東北大学と東京大学、京都大学、18年3月に東京工業大学と名古屋大学が指定を受けた。今回、阪大は計画を練り直して再申請が認められた。

日刊工業新聞2018年10月24日

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。