医療従事者の負担軽減へ、フランスベッドがIoTで攻める

センサーで患者見守り、リスクの予測にも役立てる

 フランスベッドは病院や介護施設向けに、IoTを活用したベッドシステムを拡販する。ベッド上のセンサーで利用者の寝返りや離床動作を検知し、ナースコールに通知。利用者の体重を寝ながらに測定し、行動履歴とあわせてSDカードにデータを保存し、看護師の負担軽減やケアの品質向上、リスク予測管理などに役立てられる。基本システムの消費税抜きの価格は90万円前後を予定。

 ベッド上の4カ所のセンサーにより、利用者の離床はもちろん、起きた状態や端に座った状態、動きだした状態などを検知してナースステーションに知らせる。利用者がベッドから離れ、長時間、戻らない場合も通知できる。ナースコール設備をつなぐ分配器が別途必要になる。

 病院では看護師がトイレや食事、検査などで同行して離床することも多いため、こうした場合は一時停止させ、戻ってから自動で再起動する機能もある。ベッド上の体動履歴からおよその睡眠状態、寝相の変化、ナースコールを押した時間と回数などがコントローラーを通じてSDカードに記録でき、これを読み込めば個々の利用者の状況がわかり、ケアの品質向上に活用できる。

日刊工業新聞2018年10月18日

  

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