ZMP、自動運転ノウハウ外販の狙い

多様な移動サービス事業を後押し

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タクシー会社向けに同サービスを提供した(日の丸交通)
 ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は、これまで培った自動運転の技術や知見の一部を外販する。統合型移動サービス(MaaS)の商業化を目指す事業者向けに、車両などを含めた同社の自動運転プラットフォームサービスを提供する。3年後までに累計で数億円以上の販売を目指す。

 提供するサービスは自動運転車両「RoboCar(ロボカー)」のほか、自動運転の頭脳となるコンピューター「IZAC」や位置情報など管理する自動運転車両管理システムなど。また、サービスを利用する事業者が円滑に開発や検証をするために、ZMPが操作や監視などシステムの運用を支援する。

 ZMPはタクシー業界などに向けて、自動運転タクシーの実用化へビジネスモデルの検証を進めている。8月末には東京都大手町―六本木間の公道で自動運転タクシーのサービスを実証した。

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日刊工業新聞 2018年10月3日

COMMENT

梶原洵子
編集局第二産業部
記者

ZMPの谷口社長は、2015年時点で自動運転タクシーのフランチャイズ化の構想を語っていました。〈関連記事参照〉当時はIT大手との共同出資会社立ち上げを発表した直後。当時と同社を取り巻く状況は変わりましたが、自動運転や運転支援へのニーズは高まっています。多様な事業者が自動運転を利用したサービスを始められることはもちろんですが、公共交通が減少しつつある地域で多様な移動サービスが生まれることも期待されます。

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