加熱式たばこの専用喫煙所、標準マークを新たに追加へ

制定は19年6月頃か

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加熱式たばこの商品例(使用イメージ)
 厚生労働省は2020年全面施行予定の健康増進法改正に向け、加熱式たばこ専用喫煙所の標準マークを策定する。法改正で加熱式用の喫煙所も標識で明示する義務が生じるため、今までなかった法律に基づく標準的なマークを設ける。標準型を定めることでマークが広く認知されるようにし、従来の喫煙所との誤認防止などにつなげる。厚労省が19年初頭にマークを定め、経済産業省が6月をめどに日本工業規格(JIS)の案内図記号の一つとして制定する計画だ。

 新たな健康増進法では、従来のたばこと加熱式たばこを原則屋内禁止とし、双方とも例外的に喫煙を認める喫煙所は、標識で明示することを義務付ける。一方で加熱式だけ喫煙所を飲食可能にするため位置付けが異なり、規制の緩い加熱式専用の喫煙所は一定程度ニーズが拡大することも予想される。加熱式の利用者が急増している背景もあり、厚労省は新たな標準マークの策定を急ぐ。

 現在マークの図柄を試作しており、アンケートによる視認性のチェックなどを行った後早ければ19年1月に公表する予定。

 その後、経産省が事務局を務める日本工業標準調査会(JISC)での審議を経て、JISの図記号として正式に制定される見込みだ。

 健康増進法は、受動喫煙対策などのため18年通常国会で改正案が提出され、7月に成立した。

 燃焼ではなく電気などの熱でたばこ成分を生み出す加熱式も規制対象だが、健康への影響が明確化されていないため、喫煙所内なら飲食が認められることになった。

日刊工業新聞2018年10月2日

COMMENT

国広伽奈子
デジタルメディア局
記者

嗜好(しこう)品である以上は喫煙者・非喫煙者の両方が無理なく共生できる環境が必要。マークの制定はその一助になれるでしょうか。

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