日野と独VWの商用車部門、「電動車で協力」の中身

19年後半にも合弁会社

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握手する日野自の下社長(左)とレンシュラーVWトラック&バスCEO(4月の記者会見の様子)
 日野自動車と独フォルクスワーゲン(VW)トラック・バス部門のTRATON(トレイトン)は18日、電動車や電動技術における協力と、部品調達などの合弁会社設立に向けて合意したと発表した。技術開発や調達での戦略的な取り組みについて協力関係を強化していく。

 日野自動車とTRATONは協力して電動パワートレーンや電動車の開発スピードの向上を図る。日野は中・小型、トレイトンは大型というそれぞれのトラックの強みを生かすなど、互いの技術革新力を高める。

 調達のための合弁会社は設立に向けた覚書を調印しており、2019年後半の設立に向けて問題がないか当局へ確認するなど準備を進める。設立当初は人員10―20人とし、両社から半々となるようにする予定だ。両社で部品をグローバル調達し、コスト削減などの相乗効果を狙う。

 4月に日野自とトレイトン(当時VWトラック&バス)は戦略的協力関係の構築に向けて合意し、複数のワーキングチームを設置するなどして具体的な中身を検討してきた。

 商用車の分野でも電動化や自動運転など次世代技術の開発競争が激化する中で、提携による効率化などにつなげたい考えもある。

日刊工業新聞 2018年9月19日

COMMENT

梶原洵子
編集局第二産業部
記者

4月の会見時に、日野自の下義生社長は「自動車業界は100年に一度の大変革期。これまでと同じ価値の提供では、お客さまのニーズには応えられない。技術や商品、地域の観点で幅広い協業の可能性がある」と語っていたそうです。商用車メーカーはグローバルでの提携が相次いでいます。

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