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キユーピー、タマゴ加工品の製販一体型拠点を新設へ

 キユーピーは6日、伊丹工場(兵庫県伊丹市)跡地にタマゴ加工品生産を中心とする製販一体型拠点「関西キユーポート=完成イメージ」を新設すると発表した。2016年までマヨネーズを生産していた工場棟を取り壊し、別棟に分かれていた割卵工場とタマゴ加工品生産工場を新工場に集約する。20年1月に完成予定で、総投資額は約115億円。

 関西キユーポートはタマゴ加工品の生産合理化を図り、割卵から加工までの一貫生産体制を整える。鉄骨造5階建てで、建築面積は約4000平方メートル、延べ床面積は約2万平方メートルの規模。月内に着工し、20年春から順次操業する予定。同拠点には関西周辺のグループ各社の営業・物流部門も入居する。

 同社の伊丹工場はマヨネーズや液卵、タマゴ加工品を生産してきた。関西の生産体制再編に伴って、マヨネーズ生産を16年に終了し、神戸工場(神戸市東灘区)に移管した。新拠点は今後成長が見込めるタマゴ加工品を関西エリアをターゲットに生産する。
日刊工業新聞2018年9月7日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
殻を割る装置はどのようなものなのか、一度見てみたい。

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