健康ブームに乗ってオリゴ糖を全国に届けよう

伊藤忠製糖が年内にも全都道府県で販売見込み

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伊藤忠製糖は店頭で卸や販促会社を通じ、きびオリゴを試食販売している
 伊藤忠製糖(愛知県碧南市、佐藤浩雄社長、0566・46・0627)は、消費者の健康志向を追い風に沖縄・奄美産サトウキビを100%用いたオリゴ糖シロップを全国展開する。同製品は2015年に発売し、中部地区のスーパーや量販店を中心に販売していたが、ユニーやイトーヨーカ堂など大手スーパーに取引先が拡大。取扱店舗数が18年7月時点で、前年同期比50%増の約3000店に急増している。年内に全都道府県での販売を見込む。

 オリゴ糖はヒトが摂取すると消化されずに大腸まで到達して腸内細菌の栄養源になり、砂糖に比べカロリーが低い。伊藤忠製糖は自社製フラクトオリゴ糖シロップ「きびオリゴ」で、原料が国産であることや砂糖から作られた自然な甘さなどを訴求している。

 流通業者向けの展示会などを通じ、取り扱う小売業の数や店舗数を増やしている。店頭では卸や販促会社を通じ試食販売をしたり、特設コーナーでのマーケティングに取り組んだりしている。

 足元では広域や全国規模で店舗展開するスーパーとの取引が拡大。中部や北信越、関東、近畿に加え、東北・北海道や中・四国、九州・沖縄などを含めた全国展開が視野に入った。

 伊藤忠商事の100%子会社である伊藤忠製糖は17年7月、子会社の第一糖業(宮崎県日向市)にきびオリゴを製造する新工場を建設。量産体制を整えた。今後も消費者の健康志向を背景にオリゴ糖の需要が高まるとみて、生産拡大を見込む。

日刊工業新聞2018年8月17日

COMMENT

葭本隆太
デジタルメディア局
ニュースイッチ編集長

健康志向は本当に広がっていますね。私自身それが健康なのか否か見識がないのですが、我が家では「健康」の名目でてんさい糖が使われたりしています。

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