米国レース、「カムリ」から「スープラ」に変更する理由
19年からのナスカーで。市販車発売で知名度向上へ
トヨタ自動車は2019年前半に市販車の発売を計画するスポーツ車「スープラ」で、米国の自動車レース「NASCAR(ナスカー)」に参戦する。現在は中型セダン「カムリ」を投入しているエクスフィニティ・シリーズの19年シーズンから、スープラに変更する。トヨタは、02年に生産を中止したスープラを独BMWとの共同開発で復活させ、モータースポーツでも再び活躍の場を用意する。
ナスカー仕様のスープラ(写真)は、米国のモータースポーツ活動拠点であるトヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)と、米デザイン拠点のキャルティ・デザイン・リサーチが開発とデザインを担当した。トヨタは3月にスイスで開かれたジュネーブモーターショーでスープラのレーシングコンセプトモデルを世界初公開し、市販車を19年前半に発売すると公表している。
ナスカー仕様のスープラ(写真)は、米国のモータースポーツ活動拠点であるトヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)と、米デザイン拠点のキャルティ・デザイン・リサーチが開発とデザインを担当した。トヨタは3月にスイスで開かれたジュネーブモーターショーでスープラのレーシングコンセプトモデルを世界初公開し、市販車を19年前半に発売すると公表している。
日刊工業新聞2018年7月13日