関学と上智の「大学連携」、生徒のメリットは?

関学卒業生の多くは東京に就職、学生時代の経験生きる!?

 関西学院大学と上智大学は教育、研究、経営の情報交換などで包括協定を結んだ。関西と関東の異なる立地を生かした学生交流や、外国人教員の両大学での活動を行う。キリスト教精神と国際性を重視した総合大学という共通点を土台に、両大学の魅力を高める。

 両大学は文部科学省事業「スーパーグローバル大学創成支援」に採択され、国連職員を目指す学生向け講座など共通点が多い。一方で東京の活気あふれる上智大と、落ち着いた関西学院大の違いもある。これを生かして学生の経験を広げる「国内学生交換」や、受け入れ留学生の同様の相互交流、学生の国際ボランティアの共同プログラムなどを進める。

 職員交流では財政や中期計画、教員評価などの勉強会を推進。外国人教員をはじめとするクロスアポイントメント(複数組織との雇用契約)制度も活用する。東京パラリンピックを通じた共生社会構築の活動も展開していく。

 協定締結に伴う会見で村田治関西学院大学長は「本学の卒業生の半分は東京に就職する。学生時代に東京の上智大で半年など学ぶ経験は大きい」と期待する。曄道(てるみち)佳明上智大学長は「理念が同じで気心が知れているため連携しやすい」という。

日刊工業新聞2018年6月28日

明 豊

明 豊
07月02日
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良くも悪く日大のアメフト部の問題は私大経営にも焦点を当てることになった。当事者でもある関学。全国約600校の私大が現状のままで生き残れるとは誰も思っていない。メディアとしても私大経営についてもっと掘り下げていかなければと思う。

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