弁当やサンドイッチの発注時間を変更、ローソンの狙いとは

夕方や夜間の売り上げ増へ

 ローソンは夕夜間の売り上げ増に向け、発注システムの見直しや商品力強化を図る。店舗が弁当やサンドイッチなどを発注する時間を変更した。実情に即した品ぞろえに近づけ、売り切れも防ぐ狙い。商品面では材料を国産に切り替えるなど、安全・安心をアピールする。ファストフードなど他業態との競争が激しくなっており、システムと商品の両面で底上げする。

 店舗が米飯類や調理パンなどを午後に発注する締め時間は14時だったが、22時に変更した。締め時間を遅くすることで、翌日の午後に届く商品を、夕夜間の売れ行きをより正確に見極めた上で注文可能にした。

 サプライチェーンを見直し、納品時間は変えない。朝の発注の締め時間も9時から10時に変更。朝のピーク時間の動向を把握して注文しやすくした。来店のピークが過ぎた後に、落ち着いて発注できる利点もある。

 同社は朝や昼と比べ、夕夜間の来店客の取り込みが課題だとして、弁当やサラダなどの商品力強化を進めてきた。秋には、あじフライの材料を中国産から長崎県産に切り替え、食の安全に関心が高い人に訴求する。

日刊工業新聞2018年6月28日

江上 佑美子

江上 佑美子
06月30日
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コンビニエンスストア業界では、既存店の客数減が課題となっている。各社は夕食のおかずとなる総菜の品ぞろえを増やしたり、夕夜間限定の割引をしたりすることで、来店頻度の向上を図っている。

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