「インスタ映え」盛り上がるも、スイーツ市場マイナスのなぜ?
ヨーグルトの伸びが鈍化、アイスクリーム振るわず
矢野経済研究所(東京都中野区)がまとめた2017年度の和洋菓子・デザート類市場規模は前年度比0・7%減の2兆2607億円となった。ここ数年、市場をけん引していたヨーグルトの伸びが鈍化したほか、アイスクリーム類が夏の気温低下が早かったことが影響し減少した。
17年度の同市場は「インスタ映え」や「フォトジェニック」が商品開発のキーワードになっている。特に、フルーツをふんだんに使ったケーキやタルト類、クリスマスなどのデコレーションケーキ、パフェなどのカフェメニューで、インスタ映えを意識した商品が多く投入された。夏のギフト商戦の主力商材であるゼリーや涼菓でもカラフルな商品や多層化した商品が目立った。
その一方で、シュークリームなどシンプルな菓子類は、素材や製法を見直し、おいしさを追求した。
17年度の同市場は「インスタ映え」や「フォトジェニック」が商品開発のキーワードになっている。特に、フルーツをふんだんに使ったケーキやタルト類、クリスマスなどのデコレーションケーキ、パフェなどのカフェメニューで、インスタ映えを意識した商品が多く投入された。夏のギフト商戦の主力商材であるゼリーや涼菓でもカラフルな商品や多層化した商品が目立った。
その一方で、シュークリームなどシンプルな菓子類は、素材や製法を見直し、おいしさを追求した。
日刊工業新聞2018年6月13日