いなりずしを1時間で5000個も作っちゃうシステム
鈴茂器工が開発、総菜ベンダーなどに提案
鈴茂器工はいなりずしの製造システムを開発した。いなりずしロボットが作ったいなりずしを一定個数ごとにまとめて、後工程で作業者がパック詰めしやすいようにアシストする。いなりずしの製造能力は最大で毎時5000個。食品スーパーやコンビニエンスストアの総菜ベンダーなど、いなりずしを大量に扱う会社の利用を見込む。価格は千数百万円になる見込み。
12日から東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる国際食品工業展「FOOMA JAPAN2018」に出展、顧客の反応を見た後、発売する予定。年20―30台程度の販売を見込む。
いなりずし製造システムはロボの脇から1個ずつ流れてくるすしをパック詰めしやすいよう、専用トレーに縦横4列に並べる。人はそのままパック詰めをすれば良いので、作業負担を軽減できる。現在は、いなりずしロボが作ったいなりずしを、人が1個ずつ手で取り、パック詰め作業している。立ち作業のため身体の負担が大きく、長時間労働は困難だった。
12日から東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる国際食品工業展「FOOMA JAPAN2018」に出展、顧客の反応を見た後、発売する予定。年20―30台程度の販売を見込む。
いなりずし製造システムはロボの脇から1個ずつ流れてくるすしをパック詰めしやすいよう、専用トレーに縦横4列に並べる。人はそのままパック詰めをすれば良いので、作業負担を軽減できる。現在は、いなりずしロボが作ったいなりずしを、人が1個ずつ手で取り、パック詰め作業している。立ち作業のため身体の負担が大きく、長時間労働は困難だった。
日刊工業新聞2018年6月8日