16年ぶりに大型プレスを導入、ホンダ系部品メーカーの狙い
エイチワン、超ハイテン部品量産へ
エイチワンは、亀山製作所(三重県亀山市)に加圧能力3000トンのサーボトランスファープレスを導入し、2019年春に稼働する。総投資額は約15億円。自動車の軽量化に向けて需要が拡大している高張力鋼板(ハイテン材)への対応力を高めるほか、引っ張り強度1180メガパスカル級の超ハイテン材部品の量産に活用する。グローバル戦略を支えるマザーマシンと位置づける。
導入する新型プレス機は金型の上下両方から加圧力を制御するなど、鋼板に加える力を細かく変化できるため、超ハイテン材を高品質に加工できるという。同社は新型プレス機による超ハイテン材の量産ノウハウを蓄積し、エイチワングループの冷間プレス技術のけん引役とする。
新型プレス機を活用し、1180メガパスカル級の超ハイテン材を使用する部品生産を拡大するほか、1400メガパスカル超級のハイテン材の量産化も対応していく方針。
また新型プレス機の加圧能力は3000トンのため、1500トンの加圧能力が必要なハイテン材の部品は一度に二つ分を加工することが可能で、生産性の向上にもつなげる。金田敦社長は「亀山製作所での加工の付加価値を上げていきたい」としている。
導入する新型プレス機は金型の上下両方から加圧力を制御するなど、鋼板に加える力を細かく変化できるため、超ハイテン材を高品質に加工できるという。同社は新型プレス機による超ハイテン材の量産ノウハウを蓄積し、エイチワングループの冷間プレス技術のけん引役とする。
新型プレス機を活用し、1180メガパスカル級の超ハイテン材を使用する部品生産を拡大するほか、1400メガパスカル超級のハイテン材の量産化も対応していく方針。
また新型プレス機の加圧能力は3000トンのため、1500トンの加圧能力が必要なハイテン材の部品は一度に二つ分を加工することが可能で、生産性の向上にもつなげる。金田敦社長は「亀山製作所での加工の付加価値を上げていきたい」としている。
日刊工業新聞2018年5月25日