無駄な会議よさらば!対話の質を分析する仕組みとは

KDDIが実証実験、サービス開発へ

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 KDDIは、会議中の発話量や会話のテンポといったデータを基にコミュニケーションの質を可視化・分析し、“実のある会議”を目指す実証試験を始める。分析したデータを基に、上司にフィードバック研修を実施する。研修前後で会議中のコミュニケーションの変化を検証する。KDDIは今後、コミュニケーションを軸にしたサービス開発を目指す。実証期間は5月下旬から9月上旬まで。

 実証試験はKDDIエボルバ(東京都新宿区)とベルシステム24(同中央区)の社員向けに実施する。両社の会議室に、村田製作所が開発した会話の盛り上がり具合を収集して可視化する仮想センサー基盤「NAONA(ナオナ)」を設置する。上司と部下の会話データを収集し、会話のトーンなどをグラフで可視化する。KDDIが収集したデータを分析し、外部講師を通じてコミュニケーションを活性化するための研修を行う。無駄な会議を削減し、社員の働きやすい職場作りに取り組む。

 KDDIは4月に社員の睡眠時の心拍数などを分析して睡眠状態を改善する実証を行うなど、社員の健康管理にも力を入れている。
  

日刊工業新聞2018年5月22日

COMMENT

葭本隆太
デジタルメディア局
ニュースイッチ編集長

会議は気を抜いているとどうしても長くなりがちです。ある企業ではことあるごとに会議を開いていたら、会議が多くなりすぎたので会議を減らすための策を検討する会議を開こうなんて議論が巻き起こったという笑い話も聞きました。無駄な会議の削減は働き方改革の一丁目一番地かもしれません。

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