鋳物切りくず99%回収、DMG森精機がMC向け装置開発
DMG森精機は金属加工に使う切削液(クーラント)に混ざった切りくずを、高効率に回収するシステム「ゼロスラッジクーラントタンク」を開発した。クーラントをためるタンク内に設けたノズルで切りくずを撹拌、遠心力でクーラントと分離し、サイクロンフィルターで切りくずを回収する。鋳物の切りくずの回収率は99%で、同システムを使わない場合と比べ、約4倍に回収率を向上できる。
22日に発売する横型マシニングセンター(MC)の新型機に標準搭載する。搭載機種を段階的に増やす。販売目標は非公表。
同システムにより回収効率を向上し、タンク内の清掃が容易になるほか、配管の詰まりやポンプの能力低下を防ぐ。クーラントの寿命を延ばす効果もあるとしている。
22日に発売する横型マシニングセンター(MC)の新型機に標準搭載する。搭載機種を段階的に増やす。販売目標は非公表。
同システムにより回収効率を向上し、タンク内の清掃が容易になるほか、配管の詰まりやポンプの能力低下を防ぐ。クーラントの寿命を延ばす効果もあるとしている。
日刊工業新聞2018年5月15日