「AI×カメラ」で店の混雑予測、スマホで共有する安価なシステム

店舗側にも来店者にも役に立つサービス、18年夏発売。

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セキュアの公式ページより
 セキュア(東京都新宿区)は、人工知能(AI)が店舗などの施設に設置したカメラから混雑具合の把握と今後の混雑予測を行い、その情報をスマートフォンなどで共有や配信できるシステムを今夏に発売する。安価なカメラで施設にいる人の数を数えられるため、導入や運用のコストを抑えられる。デベロッパーやサービス業向けに提案する。

 店舗への来店客数をカメラ画像のデータからほぼ即時にAIが把握する。このデータを使い、先の混雑予想も行う。データは分析してマーケティングに活用できるほか、利用者への付加価値向上に生かせる。クラウド型サービスで提供する。

 例えば、ユーザーのケーキ店がホームページに今日、明日、明後日の店舗の混雑状況予測を時間別に掲載する。すると、来店しようとする人はその情報を見て混雑を避けて店に行くことができる。先行して導入した事例では狙った結果が出ており、そのノウハウをパッケージに生かす。

 1台からでも導入可能で比較的安価なカメラにも対応する。また、監視カメラを使えば、セキュリティーと利用者へのサービスを両立でき、運営費用を抑えられる。

 セキュアは店舗街全体での活用も提案する。これまで訪問客が少なかった時間に訪問者を誘導できれば、入居店舗の接客などの負担を平準化できる上に、混雑を理由に購買しなかったなどの機会損失を防げる。

 同社は監視カメラや指紋認証などのセキュリティー機器を組み合わせたシステムを提供する。

日刊工業新聞2018年4月6日

COMMENT

顔認識を取り入れれば個別的なマーケティングができそう。POSデータと連動させればポイントカードなどの代わりになるかも。 そのうち自分のオフィスにもカメラがついて、仕事の進捗や二日酔いなどのあまり晒されたくない情報が可視化・共有されてしまいそうです。

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