米ウーバー自動運転事故 「1秒前には検出できた」?

技術を疑問視する声が強まる

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ウーバーの自動運転車(同社公式動画より)
 米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車が公道での試験走行中に歩行者をはね、死亡させた事故をめぐり、同社の技術を疑問視する声が強まっている。自動運転車に搭載されるセンサーは通常、暗闇でも人を認識できるとされ、ウーバーのシステムに問題がなかったかが焦点だ。

 米半導体大手インテルは、映像を基に傘下の自動運転開発企業が持つ技術で検証。画質の粗さにもかかわらず「衝突の約1秒前にはっきりと(歩行者を)検出できた」と説明している。ロイター通信は、ウーバーが光で周囲との距離を測るセンサーの数を減らしたため、死角が増えたと報じている。

COMMENT

中西孝樹
ナカニシ自動車産業リサーチ
代表

 事項の詳細は未だに十分判明していないため、判断が難しい。システムが人を認知し緊急ブレーキや回避行動を一切取らなかった理由に関して情報がはっきりしていない。補助運転者のために、ヘッドライトがアップビーム自動で切り替え変わっていないのか。そもそもそのようにアルゴを書いていたのか、システムを過信し補助運転者の危険回避行動を支援できるシステムを軽視していたのか。詳細を伝える報道が少ない。インテルが言うように1秒前に認知があったなら、急ブレーキがかかり少しでもはハンドル回避があれば死亡事故は回避できたか可能性はある。

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