スズキが国内の4輪車生産を再編、磐田工場は1ライン休止

「ジムニー」を湖西に移管

 スズキは国内の4輪車生産体制を再編する。今夏までをめどに、磐田工場(静岡県磐田市)の2本ある車両組み立てラインのうち1本を休止。軽自動車の主力生産拠点である湖西工場(同湖西市)に、磐田から移管する軽4輪駆動車(4WD)「ジムニー」の専用ラインを新設する。生産性を高め、国内事業の収益力を強化する。

 磐田工場の組み立てラインは「キャリイ」などを生産する商用車ラインと、ジムニーと「エスクード(海外名ビターラ)」を生産するスポーツ多目的車(SUV)ラインの2本。うち現行エスクードはハンガリー工場に生産移管しており、磐田では輸出向けの旧モデルのみを生産している。

 ジムニーは今春の全面改良を機に、湖西に生産移管することが決まった。これを機にエスクードの生産も終了し、SUVラインを休止する。「SUVラインを更新する計画はない」(スズキ幹部)ため、磐田は減ラインとなる。
               

日刊工業新聞2018年3月5日

日刊工業新聞 記者

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03月11日
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ジムニーは、はしご状フレームに車体を載せるラダーフレーム構造。モノコック構造の他の軽自動車との混流生産は難しいため、専用ラインを設ける。現行ジムニーはモデル末期ながら、輸出を含めて月間3000―5000台と安定した生産台数を維持している。
(日刊工業新聞浜松支局・田中弥生)

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