スズキが国内の4輪車生産を再編、磐田工場は1ライン休止
「ジムニー」を湖西に移管
スズキは国内の4輪車生産体制を再編する。今夏までをめどに、磐田工場(静岡県磐田市)の2本ある車両組み立てラインのうち1本を休止。軽自動車の主力生産拠点である湖西工場(同湖西市)に、磐田から移管する軽4輪駆動車(4WD)「ジムニー」の専用ラインを新設する。生産性を高め、国内事業の収益力を強化する。
磐田工場の組み立てラインは「キャリイ」などを生産する商用車ラインと、ジムニーと「エスクード(海外名ビターラ)」を生産するスポーツ多目的車(SUV)ラインの2本。うち現行エスクードはハンガリー工場に生産移管しており、磐田では輸出向けの旧モデルのみを生産している。
ジムニーは今春の全面改良を機に、湖西に生産移管することが決まった。これを機にエスクードの生産も終了し、SUVラインを休止する。「SUVラインを更新する計画はない」(スズキ幹部)ため、磐田は減ラインとなる。
磐田工場の組み立てラインは「キャリイ」などを生産する商用車ラインと、ジムニーと「エスクード(海外名ビターラ)」を生産するスポーツ多目的車(SUV)ラインの2本。うち現行エスクードはハンガリー工場に生産移管しており、磐田では輸出向けの旧モデルのみを生産している。
ジムニーは今春の全面改良を機に、湖西に生産移管することが決まった。これを機にエスクードの生産も終了し、SUVラインを休止する。「SUVラインを更新する計画はない」(スズキ幹部)ため、磐田は減ラインとなる。
日刊工業新聞2018年3月5日