「プラズマクラスター」がカビを抑制、シャープが仕組み確認
シャープは8日、空気清浄機に搭載している独自のイオン発生技術「プラズマクラスター」がカビを抑制する仕組みを確認したと発表した。青カビや黒カビといった代表的なカビ5種に対し、1立方センチメートル当たり平均200万個の高濃度イオンを3日間照射する試験を実施。特に胞子の発芽抑制に対して効果があり、発芽後の菌糸の成長も抑えることが分かった。
すでにプラズマクラスターがカビ抑制効果を持つと発表済み。今回は県立広島大学の森永力(つとむ)特任教授の協力の下、詳細な仕組みを特定した。
すでにプラズマクラスターがカビ抑制効果を持つと発表済み。今回は県立広島大学の森永力(つとむ)特任教授の協力の下、詳細な仕組みを特定した。
日刊工業新聞2018年3月9日