ハウス食品、子会社「ココイチ」とカレー大作戦

グループでシナジー狙う

 ハウス食品グループ本社は子会社化した壱番屋、ギャバンなどと共同で、カレーを軸としたグループシナジーの創出を図る。ハウス食品の新商品カレー「スパイスフルカレー」を壱番屋の店舗でも提供を始めたほか、スーパーの店頭でエスニックスパイスの販促活動を行う。共働き世帯増加や高齢化などで家庭内調理機会が減少しており、外食と合わせた消費者向けキャンペーン活動を展開、認知度を高めて商品購入増加につなげる。

 カレーは日本人にとって代表的な家庭料理だが、個食化や共働き世帯の増加で調理済みのレトルトカレーの存在感が増している。共働き世帯で中心的な30―40代夫婦は50―60代夫婦と比べ、個性的な味やスパイシー風味を好む傾向がみられ、戦略商品「スパイスフルカレー」を開発した。キーマとチキンカレーの2品があり、スパイスミックスを別添方式にして、本格感を高めた。

 “店で食べるのと同じ味わい”がコンセプトで、外食子会社である壱番屋の「CoCo壱番屋」店舗でも同商品を販売する。スパイスカレージャンルの認知度を高める。

日刊工業新聞2018年3月8日

日刊工業新聞 記者

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03月09日
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スパイスへの誘導を狙って、対応商品も開発。「エスニックガーデン」のブランドでグリーンカレーの素、ガパオの素などの合わせ調味料や、味付けペーストを発売。店頭でギャバンのスパイスと並んで展示するなどし、エスニックな雰囲気を演出する。
(日刊工業新聞第二産業部・嶋田歩)

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