街でつながりやすいWi-Fiの新技術
KDDIなどが実証、来年からの商用目指す
KDDIは米クアルコムやシャープなどと共同で、国際標準に基づく新たなWi―Fi(ワイファイ)の品質改善技術の実証実験に世界で始めて成功した。東京都渋谷区にあるWi―Fiスポットで実施し、混雑時の通信効率を3割改善できることなどを実証した。KDDIは同技術について2019年頃からの商用利用を検討していく。
KDDIなどはWi―Fiの国際標準に基づく品質改善技術「Wi―Fi CERTIFIED Vantage」を実証した。
同技術は混雑時の通信効率改善技術や、Wi―Fiに接続するまでの時間を短縮する技術などで構成する。KDDIのWi―Fiスポット「au Wi―Fi SPOT」で実証した結果、通信効率が現状対比で3割改善し、接続速度が最大10倍に向上した。KDDIは今後「au Wi―Fi SPOT」への商用導入を検討する。
KDDIなどはWi―Fiの国際標準に基づく品質改善技術「Wi―Fi CERTIFIED Vantage」を実証した。
同技術は混雑時の通信効率改善技術や、Wi―Fiに接続するまでの時間を短縮する技術などで構成する。KDDIのWi―Fiスポット「au Wi―Fi SPOT」で実証した結果、通信効率が現状対比で3割改善し、接続速度が最大10倍に向上した。KDDIは今後「au Wi―Fi SPOT」への商用導入を検討する。
日刊工業新聞2018年3月7日