離島でお試し勤務いかが? 大分県がIT向け共同オフィス

ITアイランドを目指す姫島
 離島で仕事をしませんか―。大分県は県北部の離島・姫島に共同オフィスを整備し、1カ月程度の“お試し勤務”ができる体制を整える。県外のIT事業者を呼び込み、ITアイランドの実現を目指す。

 共同オフィスは2019年3月までに完成する予定。小学校の空き校舎を利用し、約3000万円をかけて整備する。受け入れ期間中は村営住宅などを住居として提供する。体験期間を通じIT企業に不可欠な通信環境を確認してもらうほか、自然に囲まれた生活を体験してもらう。

 姫島は国東半島から約5キロメートルの周防灘沖にある。国東半島と島の間は片道約20分のフェリーで結ばれている。17年12月には、ソフトウエア開発などを手がけるブレーンネット(東京都千代田区)とRuby開発(同中央区)の2社が進出し、事業を始めた。島への企業進出は43年ぶりだった。地元は受け入れのため姫島小学校の旧校舎をオフィスとして整備した。

日刊工業新聞2018年3月2日

COMMENT

三苫能徳
西部支社
記者

移住も同じですが、実際に移ってみて「聞いた話と違う」というケースはよく聞きます。ITの場合は製造業などと違い設備が少ないため、お試し勤務に向いているかもしれません。離島は、単に地方だという以外に、特に閉鎖的な側面が強いので移住者がうまく生活していけるかはあらかじめ確認すべき重要な部分になりますね。お試し中だけ“特別待遇”ではあまり意味はありませんが。

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