震災から7年。福島からようやく出荷再開できたものとは?
「震災前と同じ美しさ」
福島県相馬市の松川浦漁港で5日朝、東日本大震災の被害のため途絶えていた青ノリの出荷が再開(写真)された。福島産の青ノリ出荷は7年ぶり。東京電力福島第一原発事故による汚染も懸念されたが、放射性物質検査で国の基準値を大幅に下回ることが確認され、出荷再開にこぎ着けた。
同日は湾内の養殖場で約740キログラムの青ノリを収穫。脱水した上で漁港周辺の水産加工場に運び、小石などのゴミを手作業で取り除いた。相馬双葉漁業協同組合の岡村祐一さん(62)は、「松川浦の青ノリは香りの良さが自慢。震災前と同じ美しさだ」と胸を張った。
同日は湾内の養殖場で約740キログラムの青ノリを収穫。脱水した上で漁港周辺の水産加工場に運び、小石などのゴミを手作業で取り除いた。相馬双葉漁業協同組合の岡村祐一さん(62)は、「松川浦の青ノリは香りの良さが自慢。震災前と同じ美しさだ」と胸を張った。
日刊工業新聞2018年2月6日