理工系3学部に横串、早大が新設する「クラスター研究所」

ロボット工学など七つを選定

 早稲田大学理工学術院は、理工系3学部に横串をさす「重点研究領域」として、情報通信技術(ICT)やロボット工学など七つを決めた。同学術院の総合研究所内で、教員10―30人程度からなる各「クラスター研究所」として2018年4月にスタートする。これまで同大では著名教員による大型プロジェクトが目立ったが、理工系教員の層の厚みを生かした総合・融合研究を強化。超スマート社会「ソサエティー5・0」へ貢献する。

 各重点研究領域・研究所のうち、「最先端ICT基盤」(プログラムオフィサー=甲藤二郎教授)は次世代の計算モデル、同通信ネットワーク、セキュリティー、データの4分野の研究に30人超の教員が取り組む。「フロンティア機械工学」(同草鹿仁教授)ではロボティクス、医療福祉、環境などでモノと人がつながるスマート社会を追究する。

 同大の理工学術院は基幹・創造・先進の各理工学部・研究科などからなる。総合研究所は研究によって大学の知を社会へ還元するミッションを持つ。

日刊工業新聞2018年1月10日

明 豊

明 豊
01月11日
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さらに「数理科学」「持続的未来社会」「先端基礎物理学」「先端化学知の社会実装」「先進生命動態」の七つを選んだ。各領域で研究プロジェクトや若手研究者育成を担い、競争的資金獲得や大学ランキングなどによる評価向上を図る。全体にまたがる産学連携の研究会「早稲田地球再生塾」も立ち上げるという。

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