東京都、22年ぶりの女性副知事

「安心できる、だけどドキドキするような魅力的な都市にしたい」(猪熊氏)

 22年ぶりの女性副知事に就任した。担任事項にはオリンピック・パラリンピック準備局もある。「各地の魅力を世界にしっかり発信し、大会後の持続的発展につなげる。安心できる、だけどドキドキするような魅力的な都市にしたい」と、東京の未来像を描く。

 「都庁の常識にとらわれない、ちょっと異端児っぽい面もある」と自己を分析。都に学術休職制度をつくらせ、米ハーバード大学行政大学院に留学したこともある。

 墨田区厚生部高齢者福祉課長時代、24時間ホームヘルプサービスで夜型スポット介護導入の際、委託業者と一緒に夜中の現場を回った。以降、管理職としての自覚と目線が身に付いたと振り返る。

 趣味はハイキング。好きな言葉はヘッセの「ほどよい楽しみは倍のたのしみ」。小さな楽しみに実は価値があると近頃よく実感する。

【略歴】いのくま・じゅんこ 81年(昭56)一橋大法卒、同年東京都入庁。08年知事本局外務部長、13年知事本局理事、14年政策企画局理事(知事補佐担当)、16年監査事務局長、17年会計管理局長。神奈川県出身、58歳。10月16日就任。

日刊工業新聞2017年11月28日

安東 泰志

安東 泰志
12月19日
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 久々に女性副知事が誕生した。猪熊さんは気さくで聡明な方であり、都庁を纏める政策企画局の担当に相応しい。最近折に触れて話す機会が数多くあったが、問題意識も実務能力もしっかりしている。知事の片腕として存分に力を発揮して欲しい。都には優秀な職員の方々がたくさんいるので、是非皆を導いてくれるといい。

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