東芝メモリの岩手新工場に向け、関連企業が投資に動き出した!

ジャパンマテリアル、特殊ガス供給装置の拠点整備

 ジャパンマテリアルは、2018年秋までに岩手県北上市に半導体関連事業の拠点を2カ所整備する。主要顧客の東芝メモリ(東京都港区)が同市に新設する工場に向け、事業体制を整える狙い。投資額は20億円程度になる見込み。北上地区でまず50人規模を雇用し、250人程度まで増やす計画。

 ジャパンマテリアルは、東芝メモリが新工場を構える「北上工業団地」地区から車で15分程度の場所に約1万6500平方メートルの土地を確保し、北上エリアでの主力拠点を設ける。特殊ガス供給装置を工場に搬入する前の配管作業、半導体製造装置の立ち上げ調整支援、特殊ガスや薬品の保管といった用途で利用する。

 北上工業団地から徒歩数分の近接地にも拠点を設置する。現地のサポート事務所として活用し、東芝メモリのニーズに迅速に対応できるようにする。先行して採用活動を展開するオフィスを北上駅近くに確保し、北上エリアでの事業展開に備える。

  東芝メモリの事業拡大に伴いジャパンマテリアルも業績を伸ばしており、18年3月期連結決算は売上高260億円(前期比16・5%増)、当期利益37億円(同21・3%増)を見込む。東芝メモリの北上市の工場稼働は、さらなる業績拡大の追い風となる。

日刊工業新聞2017年11月28日

明 豊

明 豊
11月30日
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東芝メモリは北上工業団地地区にNAND型フラッシュメモリーの工場を新設し、20年頃に量産体制を整える計画。また既存の四日市工場(三重県四日市市)でも新棟の建設を進めている。

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