「インダストリー4.0×ロジスティクス4.0」 ドイツ展示会で初融合

来年の「ハノーバーメッセ」と「セマット」同時開催

 世界最大の産業技術展示会である「ハノーバーメッセ」が2018年4月23日-27日、ドイツメッセ主催によりドイツのハノーバー国際見本市会場で開かれる。今回は「産業システムの統合化—コネクト&コラボレーション」をメーンテーマに、物流やサプライチェーン管理見本市の「セマット(CeMAT)」と初の同時開催となる。

 両展を一緒に開催することで、モノづくりを主体にした「インダストリー4.0」と、物流版のインダストリー4.0とも言われる「ロジスティクス4.0」とを一体的に見せる狙いがある。ちなみに、ロジスティクス4.0はIoT(モノのインターネット)や無人搬送車、ピッキングロボットなどを活用して倉庫・物流での作業の省人化・標準化を進める事業革新をいう。

 また、ハノーバーメッセには広さ50平方メートルの「ジャパン・パビリオン」を設置予定。ロボット革命イニシアティブ協議会と、ドイツメッセ日本代表部を務める日本能率協会が共同で運営し、日本政府が掲げる「コネクテッド・インダストリーズ」と、日本企業の取り組みを世界に発信する。

 パビリオンに参加する企業は、i Smart Technologies、アビームコンサルティング、IBUKIおよびLIGHTz(合同出展)、ミツイワ、マクシスエンジニアリングの6社。製造工程の自動化・見える化や人工知能(AI)サービス、スマート工場向けネットワークなどを訴求する。

 18年のパートナー国はメキシコで、2つの展示会合計での出展企業は6000社、来場者は約23万6000人となる見込み。17年のハノーバーメッセは世界70カ国・地域から約6500社が出展し、22万5000人が来場。日本からの出展は海外現地法人を含め79社だった。

日刊工業新聞電子版2017年11月11日

明 豊

明 豊
11月11日
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インダストリー4.0が工場内だけでなくさらにオフサイトや業務系へ広がっていくエポックになりそう。

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