ロボホン、手話を見て翻訳し教えてくれる!

NTTデータなど、「ロボホン」用の手話通訳ソフト開発

 ロボホンが聴覚障がい者と健聴者の『架け橋』に―。NTTデータとシャープは8日、ロボット型携帯電話「ロボホン」向けの手話通訳ソフトを共同開発したと発表した。人工知能(AI)技術「ディープラーニング(深層学習)」を活用した。企業の窓口対応における手話通訳や、手話教育などの場面で活用されるよう、早期の実用化を目指す。

 ロボホンがAI技術で聴覚障がい者の手話の動きを認識して分析し、手話の意味する単語を日本語で発話する。また、発話した内容をスマートフォンなどの他の端末にチャット形式で表示する。さらに健聴者の発話を認識して、その内容をスマホなどの端末に表示する。

 現在は日本語に対応した手話1種類を認識できる。将来は文章や国際手話など、認識できる種類を増やす予定。NTTデータの谷中一勝AI&IoTビジネス部長は「ビジネスというよりも障がい者と健聴者のコミュニケーションを支援する社会貢献活動的な側面が強い」と開発の意義を述べた。

 NTTデータはシャープの組み込みソフト開発会社を買収し、1月から「NTTデータSBC」として子会社化した。これをきっかけに、社内でロボホン専用ソフト開発コンテストを開催。コンテストの最優秀賞を受賞したのが手話通訳ソフトだった。

日刊工業新聞2017年11月9日

昆 梓紗

昆 梓紗
11月10日
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スマホに手話を映して翻訳するよりも、ロボホンに手話を通訳してもらったほうが会話をしている感覚が得られるように思います。

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