ジャパンディスプレイが披露した車載ディスプレーの新コンセプト
メーターの表示部に曲面形状の16・7型横長パネル
ジャパンディスプレイ(JDI)は25日、2019年度に車載ディスプレー事業の売上高を16年度比1・6倍にする目標を明らかにした。ジェスチャー操作や指紋認証、透明液晶ディスプレーなどの技術を組み合わせて新たな用途提案を進める。また、グループのJOLED(東京都千代田区)と車載向け印刷式有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルを開発しており、21年をめどに量産を始めることも明らかにした。
16年度の同事業の売上高は約900億円だった。
同日、自動運転車向けを想定した、新コンセプトの車載ディスプレーソリューションを披露した。メーターの表示部に曲面形状の16・7型横長パネルを採用したほか、電源が落ちてもミラーとして利用できる電子ミラーなどを実現した。
会見した車載インダストリアルカンパニー社長の月崎義幸執行役員は「12年の設立時から比較すると、車載事業は約1・5倍になり、着実に成長している」と説明。今後は車1台に5―6枚のディスプレーが搭載されるようになるとし「近年になって事業成長は加速しており、今後も確実に伸びる。新たな機能を提案して成長させたい」と自信を見せた。
16年度の同事業の売上高は約900億円だった。
同日、自動運転車向けを想定した、新コンセプトの車載ディスプレーソリューションを披露した。メーターの表示部に曲面形状の16・7型横長パネルを採用したほか、電源が落ちてもミラーとして利用できる電子ミラーなどを実現した。
会見した車載インダストリアルカンパニー社長の月崎義幸執行役員は「12年の設立時から比較すると、車載事業は約1・5倍になり、着実に成長している」と説明。今後は車1台に5―6枚のディスプレーが搭載されるようになるとし「近年になって事業成長は加速しており、今後も確実に伸びる。新たな機能を提案して成長させたい」と自信を見せた。
日刊工業新聞2017年10月26日